
今回はきちんと、グラムとけん化値を計算してソーダの量を割り出します。ごま油は450グラム、ホワイトパーム油とココナツ油はそれぞれ70ccと120cc。マルセイユのレシピの配合ですが、パーム湯は湯せんにかけずグラムを測ることにしました。70ccは64グラムです。それからマンゴーバターも固形状になっているので、10グラム計ります。微妙なさじ加減が一グラムを左右します。苛性ソーダの分量は79グラム。オイルの総量636グラムに対して86%で割り出しました。かなりしっとりタイプの石けんになるはずです。ということでこの石けんは636バッチということになります。なんとも微妙な数字です。
まずはカモミールでハーブティをつくります。カモミールベースで明日も石けんをつくるよていなので多めに作っておきます。ハーブティの量は総量の約40%の250ccにしました。しばらくしてハーブティが冷めてきたので苛性ソーダと反応させます。色はきれいな山吹色になりました。多めに作った分は少し飲んじゃったりします。おいしいです。
苛性ソーダ液をさましている間にオイルを調合します。写真はボールにホワイトパーム油とマンゴバターを入れたところ。お湯をわかした鍋の上にボールをおいて湯せんにかけてとかします。
下の写真はマンゴバターとパーム油がとけた状態のところと、卵黄。カモミールティです。カモミールは一回ではたりなかったので数回に分けて次回の分を越しとりました。みんな黄色でかわいい感じです。しかし卵黄は賞味期限がギリギリで、ちょっと固めな感じ。うまくオイルとまざるかな・・・

次の写真は全てのオイルと卵黄をまぜた直後。卵黄がすこし分離気味・・・
苛性ソーダとオイルがちょうど40度になったので、まぜあわせます。色はきれいですが、卵黄がどうも気になります。これって失敗するととんでもない状態になるらしいです。
そして最初の30分。ひたすらかきまぜ。乳化はしてきたけれど、ちょっと固まるのはまだまだといった感じ。次の日の朝に型入れしたいけどそれまでにできるかなあ〜と、気になりつつ就寝。午前2時第一弾の作業完了です。
